テクスチャー（質感）を一挙ご紹介！ポーターズペイントの魅力は色だけじゃない！

2023.03.16

こんにちは！BIKOUの広報担当Fです。

今回は新築や店舗の内装・外装にポーターズペイントを検討されている方へ、ポーターズペイントの大きな魅力のひとつである【テクスチャー】についてご紹介します。

テクスチャーとは、塗装をした際の凸凹や、組成分の表面への現れ方を指します。

ものが醸し出す、視覚的・触覚的感覚のことで、ここには色彩の要素は含まれていません。

テクスチャーによって、同じ色でも異なった印象を与えることができるため、使用する場所の雰囲気に合ったものを選ぶことがとても重要です。

さらに、ポーターズペイントのテクスチャーはとても種類が多く、どれにしようか迷われている方も多くいらっしゃるかと思います。

そこで、今回は各テクスチャーについて画像とそれぞれの印象をあわせてご紹介します！

ポーターズペイントを施工する際に、どのような質感で塗装するかイメージできる記事となっておりますので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね😊

それでは早速いってみましょう！

ポーターズペイントのテクスチャ一覧

Stone Paint Coarse

ポーターズペイントの中で最も陰影を感じることができるテクスチャーです。

目の粗い石英が含まれており、塗装でありながら左官工事のような仕上がりが表現できます。

自然光や照明が美しい陰影を作ります。

大きな窓から光が差す部屋、吹き抜け、壁を照らすライトや間接照明があるとStone Paint Coarseの質感を最大限に生かすことができます。

Stone Paint Fine

目の細かい大理石の粉末が含まれています

Stone Paint Coarseに比べると控えめな凹凸で、柔らかく包み込まれるような陰影を出すことができます

Eggshell Acrylic

色と艶のバランスが美しい、卵の殻のような艶が出るペイントです

French Wash

下塗りと上塗りの２色の組み合わせで、単色では出せない濃淡が生まれます

上塗りをしてから布でぬぐいとることで、不均一のムラを作り出し大理石のような表情を作るペイントです

下塗りと上塗りに似た色を選択すると、控えめで色ムラを主張しすぎない仕上がりに

異なるカラーを重ね塗りし布でぬぐいとるため、柔らかな表情になり鮮やかな発色は表現しにくいです

Interno Lime Wash　

（室内用はInterno Lime Wash、屋外用はLime Wash）

その名の通り石灰（Lime）を含んでおり、乾燥する過程で石灰成分が表に現れ、濃淡のある仕上がりが生まれます

石灰の素材を生かしたペイントなので、湿度が高かったり気温が低いと仕上がりを左右するオリジナリティの高いテクスチャです

Smooth Impasto

石灰を含むリッチな質感で、単色では表せない奥行き感を生み出すことができます

濃い色でも柔らかさを表現でき、かつマットな仕上がりになります

世界最古の製法とされ、歴史的建造物の修復や再建に使用されていたDistmperの後継商品となります

Crackle Medium

経年し、ひび割れしたような表情を生み出すペイント

下塗りと上塗りに異なる２色を選択し、その中間にCrackle Mediumを塗ることによって、乾燥する過程で上塗りがひび割れを起こし、下塗りのカラーがのぞくという特殊なペイントです

くすんだカラーを選ぶとシャビーシックな雰囲気を演出できます

Duchess Satin

サテンのような輝きを生み出します

光を優しく反射させるので、照明の美しさが一層引き立ちます

こちらは刷毛をランダムに動かして塗るランダム塗り

刷毛を一方方向に動かして塗っていくとこのように仕上がります

ランダム塗りの後に布でたたくとナチュラルな仕上がりに

このように技法を変えると、同じテクスチャーでも表情が変化します

Liquid Stainless Steel

名前の通りステンレスの破片が含まれており、ステンレスの表情を表現できます

家具など木の下地にも使用可能なため、無機質な質感をまとわせることが可能です

先ほど紹介したDuchess Satinと類似したテクスチャーです

Alchemy Liquid Gold

イエローゴールド調、ピンクゴールド調、ブロンズ調と３色のカラー展開があります

塗り方により表情をつけることができ、アンティーク風な仕上がりも可能です

Liquid Tin Buffed

錫（すず）が含まれています

乾燥後に研磨することで、鈍く錆びた表情を生み出すことができます

屋外で使用すると、風化による経年変化も楽しめます

Liquid Copper　

Liquid Rich Copper

高価で加工がデリケートな銅板に代わり、塗装で銅の質感を得ることができます

Liquid Copper with Patina Green

酸を重ね塗りすることで本物の緑青を生み出し、アンティークな風合いにすることもできます

Liquid Iron　

Liquid White Iron

鉄の粒子を含み、凸凹を感じる手触りとマットな質感です

アイアンのインダストリーな風合いを表現できます

Liquid Iron with Instant Rust

酸の量を調整することで、錆に濃淡を出すことも可能です

Liquid White Iron with Instant Rust

Liquid Zinc

亜鉛が含まれており、専用の液を重ね塗りすることで化学変化を起こすことができます

Liquid Zinc with Ageing Solution

Industrial Lustre

光輝材が含まれている塗料

落ち着いた中にも繊細な煌めきを生み出します

防錆で耐久性に優れているため、門扉や外壁など屋外での使用にもおすすめです

Chalkboard Paint

マットな質感の黒板塗料です

実際にチョークで書くことができ、チョークは濡れた雑巾などで消すことができます

多彩なカラーのご用意がありますので、子ども部屋やリビングのおぼえ書き用にもインテリアを邪魔することなくお使いいただけます

Chalk Emulsion

石膏のようなマットな仕上がりになり、ワックスをすることで透明なツヤをつけることもできます

家具や建具などの木材にも適しており、アンダーコートなしで直接ペイント可能です

やすりをかけて風合いを出したり、重ね塗りしたところを削って下塗りの色を覗かせたり、様々な表情を作ることができます

Wood Wash

木材に特化した塗料です

木材に浸透することで木目を生かした仕上がりになります

乾燥前に拭き取り仕上げをすることで木の表情を柔らかくしてくれます

Palm Beach Black

顔料にUV耐性があり、色落ちしにくいため屋外の使用にも適しています

乾燥前に拭き取り仕上げをすれば、木目を生かした仕上がりも可能です

Concrete Wash

コンクリートやモルタル、敷石の素材を残したまま着色できるペイント

屋外はもちろん、床にも使用できます

と、ここまでがポーターズペイントのテクスチャーのご紹介でした！

気になるテクスチャーは見つかりましたか？

私も、まとめていて改めて種類の多さに驚きました。

ポーターズペイントはローラーや吹き付けを使用せず、全て刷毛を使用し手作業で施工していきます。

専門の職人が全ての工程を手作業で行うため、さまざまな質感をつくることができるんです。

※ご希望の質感によっては、吹付けやローラーを使用することもありますが、基本的には刷毛での手作業です。

左官のような凹凸、金属質や本物の錆など、ペイントでさまざま表情を作れるってすごいですよね😊

ちなみにカラー展開も豊富で、インテリアのために配合されたレシピは約３００色。

その他のオリジナルカラーレシピは約７００色もあります。

日本の塗料は通常５〜８色の顔料を元に調色しているのですが、ポーターズペイントが使用している顔料はなんと１６色！！

１色のペイントを作るために複数の顔料を人の手、人の目で調色する。

だから、深みのある発色が可能なのです。

ポーターズペイントを選ぶときは実物を直接見ることが大切

実際にポーターズペイントのペイントを選ぶ時には、下記の流れがおすすめです。

まず自宅のどの場所に使用したいか決める
お好みのテクスチャー（質感）を選ぶ
最後にカラーを選択する

②では本日紹介したテクスチャーの中からお選びいただくことになるのですが、やはり実物の質感や発色は今回掲載した参考写真をご覧いただくだけではお伝えしづらいです😢

ポーターズペイントの質感・色を選ぶ際には、必ず実店舗にて実物をご覧いただくことが賢明です。

株式会社美巧はポーターズペイントの岡山正規代理店です

ポーターズペイントは各都道府県に１店舗ずつ正規代理店があり、岡山県では弊社BIKOUが代理店となっております。

岡山でポーターズペイントの施工・塗料の購入を検討されている方はぜひ一度BIKOUのショールームへお越しください。

実物の色見本をはじめ、ポーターズペイント本物の質感をご覧いただけます。

また、ワークショップで実際にポーターズペイントをペイントしながらレクチャーを受けることが可能です。